小説を楽しんでプラス

主に私が作成した超短編小説(ショートショート)を記事にします。ほかにお気に入りの小説を紹介します。

宇宙人のこころざし

ここは、銀河系にある地球の1000分の1程の小さな星「イイナリ星」 王様「今年の地球派遣参加者は何名だ」 秘書「今年10名の予定でしたが……、実は……1名が不参加の返答なんです」 王様「不参加だとぉ、どういうことだ」 秘書「詳細はわかりませんが……」 王…

アリよりキリギリス

灼熱の太陽が照りつける真夏の草原では、さまざまな虫たちが生活をしている。 真っ黒なアリにとって、灼熱の太陽の熱はさぞかし暑いことだろう。 そんな暑さの中でも、一生懸命に食べ物を探し出して、巣まで運んでいる。 1匹が食べ物を見つけると、仲間に連…

本気かな、真剣かな

「どうも~、カナケンでーす」 「俺の本名が真中健で、相方のこの女が、本木加奈です。2人の下の名前をくっつけただけのコンビ名ですが、覚えてやってください。 「加奈ちゃんを可愛いと言う男がおったら、俺はビックリして気絶するわ」 「失礼やね、あたし…

オレオレ詐欺に注意

リリリーン、リリリーン「はいはい、ちょっと待って下さいね。すぐに出ますね」 中本佳子は呼び出し音が鳴る電話機に向かって声を掛けた。少し足元がおぼつかないので電話に出るまで時間がかかる。 「ハアハアハア、もしもし、お待たせしました、中本です」 …

勘違いだったバレンタインチョコ

中本家は夕食を終え、裕一郎はこたつに入り写真を見ながら目尻を下げていた。妻の佳子は夕食の片付けを終わらせて、裕一郎の好きなブラックコーヒーを持って裕一郎の前に座った。「明日は陽菜の結婚式だな」 裕一郎はそういってコーヒーを口にした。 「そう…

幸福度を上げる神様

神様の会議とノルマ「日本人の幸福度が低すぎると世界から非難を浴びている。今のままでは、我々、日本の神様のメンツが丸潰れだ。各々の担当地区の幸福度のノルマ達成に全力をつくしてくれ、話しはそれだけだ」 日本の神様のトップからの話に集会場に集めら…

小説を読もう「書店ガール3 碧野圭」の言葉表現

小説が好きで、表現をの仕方まとめただけの資料です。 無言のまま積み重なっていく嘆きは、こころの奥深くに沈殿し、ゆっくりとその人を蝕んでいく。市川は口を一文字にして考え込んだ。市川にしたら面倒な提案だったかもしれないと思った理子は、すぐに言葉…

小説の書き出しが難しい 「ラストレシピ 田中経一」

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 田中経一 華僑(かきょう)の大物ともなると、その葬儀はここまで大袈裟になるのか……。 佐々木充は、そんな感想を持ちながら記帳を済ませた。 今年は、四月に入ってから雨空の日が続いている。この日も、横浜郊外にある斎場にはし…

最近読んだなかで泣ける本 ベスト3

私が最近読んだ中で泣けるなと思った本3冊とも映画化されたものです。 やっぱり映画化されるには理由がある。1位ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 田中経一 2位 君の膵臓をたべたい 住野よる 3位 コーヒーが冷めないうちに 川口俊和

小説を読もう「コーヒーが冷めないうちに 川口俊和」の言葉表現

小説表現をの仕方 コーヒーが冷めないうちに 川口俊和 男は再び下唇を突き出すと女から目線を外し、黙ったまま何も答えなかった。冷めて、ただ甘いだけのコーヒーは女の気分をさらに鬱々と沈めていく。目の前のコーヒーカップを上手く避けながらフニャフニャ…

小説の書き出しが難しい 「火花 又吉直樹」

小説を書きたいと思ってもなかなか難しい。特に書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書けるようになりたいと思い、私が気に入った小説の書き…

小説を読もう「旅路を死神 伊坂幸太郎」の言葉表現

死神の精度 伊坂幸太郎 (著) 「俺は人を殺しに行くんだぞ」 「ああ、それか」 「ああ、それか」森岡は眩暈(めまい)を感じるかのように、黒目を忙(せわ)しなく動かした。「何だよそれ。あんた、驚かねえのか?」 「子供の頃、お前を逃がしてくれた。それ以降…

小説を読もう「旅路と死神 伊坂幸太郎」の言葉表現

死神の精度 伊坂幸太郎 (著) 黒い髪は耳にかかるくらいで、細く吊り上がった目は爬虫類に近い。 数時間前、水戸を越えたあたりで定時のニュースが流れた。森岡は無表情のまま、若干誇らしげに、若干苦しげに、「これ俺のこと」とラジオを指差した。昨晩、渋…

小説の書き出しが難しい 「旅路を死神 伊坂幸太郎」

書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しに憧れるが いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書けるようになりたいと思い、私が気に入った小説の書き出しをここに残しています。 死神の精度 伊坂幸…

小説の書き出しが難しい 「恋愛で死神 伊坂幸太郎」

小説の書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。どうな書き出しなら、読者が引き込まれていくのだろうか? 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書けるようになりたいと思い、私が気に…

小説の書き出しが難しい 「吹雪に死神 伊坂幸太郎」

小説の書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書けるようになりたいと思い、小説の書き出しをここに残しています。 死神の精度 伊坂幸太郎 (著)…

小説の書き出しが難しい 「吹雪に死神 伊坂幸太郎」

小説の書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書けるようになりたいと思い、小説の書き出しをここに残しています。 死神の精度 伊坂幸太郎 (著)…

小説の書き出しが難しい 「死神と藤田 伊坂幸太郎」

小説を書こうと筆をとる、あるいはパソコンを立ち上げるが、なかなかすすまない。 特に書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書けるようになり…

小説の書き出しが難しい 「死神の精度 伊坂幸太郎」

小説の書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は、最初から引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか私もそんな引き込まれるような小説を書けるようになりたいと思い、私が気に入った小説の書き出しをここに残しています。 死神…

小説を読もう「恋愛で死神 伊坂幸太郎」の言葉表現

死神の精度 伊坂幸太郎 (著) 「おはようございます」荻原が挨拶をした。見ればその前に、先ほどの女性が立っていた。彼女はゆっくりと、首だけで振り返り、「あ」とも「ああ」ともつかないぎこちない声を出して、「おはようございます」と答えた。儀礼的なも…

小説を読もう「吹雪に死神 伊坂幸太郎」の言葉表現

死神の精度 伊坂幸太郎 (著) 朝の六時過ぎであるが、太陽の位置も分からない。 「さっぱり晴れねえし、気が滅入るからカーテン閉めろよ」と後ろから声がした。英一という名前の、三十代の男だ。銀縁の眼鏡をかけ、樽を腹に入れたような肥満な体型をしている…

小説を読もう「死神と藤田 伊坂幸太郎」の言葉表現

死神の精度 伊坂幸太郎 (著) 若者はそのセーターの首まわりをぐいぐいと引っ張ってくる。降り止まない小雨で、路上に水溜まりができていたらしく、私はそれを踏んだ。足元で、地面が舌なめずりをするかのような音を鳴る。 「おまえ、栗木の居場所を知ってる…

小説を読もう「死神の精度 伊坂幸太郎」の言葉表現

死神の精度 伊坂幸太郎 (著) 頭上の雲は黒々とし、隆々(りゅうりゅう)とした筋肉を思わせる膨らみがある。 雨が垂れていた。激しい勢いではないが、その分、永遠に降り止むこともないような粘り強さを感じさせる。 地下鉄の階段の手前、屋根のある部分に足を…

小説を読もう「空飛ぶタイヤ 池井戸潤」の言葉表現

空飛ぶタイヤ 上下合本版 池井戸潤 小説が好きで小説家の表現の仕方をまとめただけの資料です。 「それは、ありません。少なくとも、一般的な手法に則った鑑定を行っているということは申し上げておきます。それはいまさら疑問を差し挟む余地のないものです…

小説を読もう「空飛ぶタイヤ 池井戸潤」の言葉表現5

空飛ぶタイヤ 上下合本版 池井戸潤 小説が好きで小説家の表現の仕方をまとめただけの資料です。 「赤松社長ですか?」 電話の声は、固く閉じ合わさった貝殻を思わせた。「ホープ自動車の沢田です」「初めてお目にかかります。部長代理の野坂と申します」 男…

小説を読もう「空飛ぶタイヤ 池井戸潤」の言葉表現4

空飛ぶタイヤ 上下合本版 池井戸潤 小説が好きで小説家の表現の仕方をまとめただけの資料です。 中村は頭の回転が速い。話の中から問題の本質だけをこすフィルターが付いているような反応だ。「構いません。検討していただけますか」 赤松は思わず膝を乗り出…

オレオレ詐欺

リリリーン、リリリーン 「はいはい、ちょっと待って下さいね。すぐに出ますね」 山崎佳子は呼び出し音が鳴る電話機に向かって声を掛けた。少し足元がおぼつかないので電話に出るまで時間がかかる。 「ハアハアハア、もしもし、お待たせしました、山崎です」…

小説の書き出しが難しい 君の膵臓をたべたい 住野よる

小説を書こうと筆をとる、あるいはパソコンを立ち上げるが、なかなかすすまない。 特に書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書けるようになり…

小説の書き出しが難しい 空飛ぶタイヤ 池井戸潤

小説を書こうと筆をとる、あるいはパソコンを立ち上げるが、なかなかすすまない。 特に書き出しがうまく決まらないで悩んでしまう。 人気のある小説は引き込まれていくような書き出しで憧れる。 いつか自分もそんな引き込まれるような小説を書きたいと思い、…

小説を読もう「アドラー 一歩踏み出す勇気 中野明」の言葉表現

小説が好きで、表現をの仕方まとめただけの資料です。「アドラー一歩踏み出す勇気」は広告代理店に勤める松田勇二がカラ爺というメンターからアドラー心理学をベースにした「7つのステップ」を実践していくことで成長していく物語です。 読んでいるあなたも…