小説を楽しんでプラス

主に私が作成した超短編小説(ショートショート)を記事にします。ほかにお気に入りの小説を紹介します。

小説を読もう「半落ち 横山秀夫」の言葉表現

小説が好きで、表現をの仕方まとめただけの資料です。 半落ち (講談社文庫)posted with ヨメレバ横山 秀夫 講談社 2005-09-15 Amazonで購入Kindleで購入楽天ブックスで購入楽天koboで購入 ebookjapanで購入 茶柱が立った。 ゲンを担ぐほうではないが、無論、…

小説を読もう「半落ち 横山秀夫」の言葉表現

小説が好きで、表現をの仕方まとめただけの資料です。 「そんなことは言っとらん!」 伊予は突如沸騰し、巨体を前のめりにして中尾を睨み付けた。「東洋新聞の阿久津は俺のT大の後輩だ」 床を蹴りつけるようにして席を立った。ー馬鹿野郎! そんなもんが脅し…

もう一度、読みたくなる小説ランキング

私がもう一度、読みたいと思う小説ランキング ラストレシピ 麒麟の舌の記憶ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)posted with ヨメレバ田中 経一 幻冬舎 2016-08-05 Amazonで購入Kindleで購入楽天ブックスで購入楽天koboで購入 ebookjapanで購入 夢をか…

小説を読もう「真相 横山秀夫」の言葉表現

「真相 横山秀夫」の表現をまとめただけの資料です。 書き出し 篠田佳男は灰の伸びた煙草をくわえ、自分のデスクで目を閉じていた。五秒でも十秒でもいい、ゆうべの夢の続きが見れないものか。半分は本気で考えていた。 佳彦……。 昨夜の再会は数瞬だった。照…

藻屑蟹 赤松利市

藻屑蟹 【合本版】藻屑蟹 【合本版】【電子書籍】[ 赤松利市 ]価格:699円(2018/10/30 21:23時点)感想(0件)

手相からの物語 ストーカー

高い位置から出て長い感情線を持つ男、安達信一郎の恋愛の話です。 信一郎の手相は感情線が長く頭脳線が短いのが特徴で感情が強い人です。感情線が高い位置にあるので感情のままに即行動するタイプです。 感情がポジティブに向かっている時は、仕事でも恋愛…

小説を読もう「降霊会の夜 浅田次郎」の言葉表現

「降霊会の夜 浅田次郎」の表現をまとめただけの資料です。 しばしば同じ夢を見る。 たそがれどきであろうか、あたりは橙色のうら悲しい光にくるまれており、私は見知らぬ女に導かれてひたすら歩んでいる。 どこへ行くのだ、と訊ねても答えはない。しかし行…

手相からの物語 スーパーサワダの登場人物と手相と特徴

スーパーサワダ 登場人物の手相と特徴北村清次 55歳 スーパーサワダの精肉担当チーフ 生命線の張りだしの大きさや、強さから見て体力があり、健康。生命力の強さがわかる。運命線が強くなっているので、少し頑固な面もある。奥さんを亡くして娘の佐和を一人…

生命線と頭脳線の起点部分が重なっている人の恋愛話

生命線と頭脳線の起点部分 生命線と頭脳線は、どちらも親指と人差し指の付け根の間を起点にして伸びています。その起点が同じ位置から重なっている場合と離れている場合があり、この重なり具合や離れ方により、その人の慎重さ、大胆さがわかります。 ここか…

小説を読もう「仮面同窓会 雫井脩介」の言葉表現

「仮面同窓会 雫井脩介」の表現をまとめただけの資料です。 美郷は小さくうなずき、それから光を取り戻した瞳を洋輔に向けた。 「でも、洋輔くんもそういうとこあるよね」彼女はくりっとしたアーモンド形の目に高校時代の瑞々(みずみず)しさを今も残していた…

小説の書き出し「仮面同窓会 雫井脩介」

「仮面同窓会 雫井脩介」の書き出しをここに残しています。 十年近く経った今でも思い出す。 西に傾いた日に照らされてアスファルトが黄色く光っている。 白いウェアに身を包んだテニス部員たちが連なって軽快に走り抜けていく。 その向こうにあるグラウンド…

長~い友が去る

「俺もそろそろ、ここから去ることにするわ」「えっ、先輩も去ってしまうんですか、みんな居なくなって寂しいです。もう少し頑張って下さいよ」「ここは居づらくなって、そろそろ限界なんだ。お前も無理してるんだろ。体が真っ白になってるぞ」「確かにきつ…

裸の王様は、なぜ裸でパレードしたのか

男から電話があったのは3日前だった。俺に聞きたいことがあるから、会いたいと言う。俺は暇な人間だから、いつでも良いと伝えたら、男は今日の午後を指定してきた。「へぇー、君はジャーナリストなんだ。かっこいいな」 男とは自宅近くのコーヒーショップで…

探偵とストーカー

ここは雑居ビルの4階にある探偵事務所。 若い女性が相談にやって来ていた。女性は20代前半、おとなしい印象だが、少しいらついている様子だ。「ストーカーの相談で警察に行ってみたけど、相手にされなかったので、ここの探偵事務所に来たということでしょう…

人工知能付き安眠枕

帰宅途中の電車内、中途半端な混み具合で、少し席を詰めてくれれば座れるのだが、前に座るカップルは、全く、その気は無さそうだ。明日のデートの予定で盛り上がっているようだ。 「明日はどこ行くの」 派手で大人びた化粧をしているが、まだ、それが板につ…

人間になれなかった妖怪

ここは妖怪の世界。僕はここで暮らす一つ目小僧という妖怪だ。頭が真ん丸で、髪の毛はない。そして大きな特徴は、目が額の真ん中に1つだけあることだ。 僕は学校で『人間の心得』を学んで、すごく感動した。もっと『人間の心得』を学び、卒業したら人間にな…

僕、失敗しないんで

「ニシ、もっと飲めよ、ほら~、ヒック~」 僕はグラスに残ったビールを飲み干して、新しいビールを注いでもらった。「有難うございます。キタさん、ちょっと飲みすぎですよ、大丈夫ですか」「大丈夫、大丈夫。すいませーん、ビール、もう一本」「まだ飲むん…

心の声が聞こえる

私には不思議な能力がある。それは他人の心の声が聞こえてくる事だ。すごい能力のように思われるだろうが、実はそんなに良いものではない。その理由は、私の意思で出し入れが出来ないからだ。 相手と話していると、急に心の声が聞こえてくる。そして急に聞こ…

バラ色の人生をあなたに

プロローグ 私は山崎幸子といいます。ごくごく平凡な28歳のOLで独身。不自由なことは特に無く、それなりに幸せな毎日を過ごしていますが……。しかし……、 周りの誰かが幸せになる、と聞くと急に自分が恵まれていないように思ってしまうことがある。 同僚が出世…

ロボット化計画

大学時代の友人との再会 新井孝夫は意識が朦朧としながら最終電車に揺られていた。つり革を両手で拝むように握りしめ、ぶら下がるようにして立っているのがやっとだ。目を閉じてうなだれているが落ち込んでいるわけではない。口元は笑っていた。 酒くさいガ…

成績トップになる「山中、こないだのテストの成績が学年トップじゃないか、凄いなぁ」 昼休み、僕の前に座る宮川が後ろに座る僕に体を向けて、そう言った。 「ありがとう」 僕は小さく首を折った。 僕、山中和也は、この間のテストで学年トップの成績をとっ…

小説を読もう「13階段 高野和明」の言葉表現

小説が好きで、気になった表現をの仕方まとめただけの資料です。 それからしばらくの間、声を発する者はいなかった。波の音だけがかすかに聞こえていた。 やがて、視線を落としていた南郷が、「お気の毒でした」と言った。「それだけじゃないが、もちろん大…

小説を読もう「13階段 高野和明」の言葉表現

小説が好きで、気に入った表現を仕方まとめただけの資料です。 「顔を上げなさい」やがて光男が言った。その震える声には、憤怒を必死に押さえている努力が窺えた。「そちらの謝罪はゆっくり聞こう。中に入りなさい」それから十分後、純一はようやく、佐村製…

13階段(高野和明)の書き出し

死神は、午前九時にやってくる。 樹原亮は一度だけ、その足音を聞いたことがある。 最初に耳にしたのは、鉄扉を押し開ける重低音だった。その地響きのような空気の震動が止むと、舎房全体の雰囲気が一変していた。地獄への扉が開かれ、身じろぎすらも許され…

幸福度を上げる神様 疫病神

「ここのラーメン、ほんと旨いな。このチャーシューなんかトロトロで最高だよな。口の中でとろけるよ」西地区神様が箸で持ち上げ崩れ落ちそうなチャーシューを口へ運んだ。口の中にチャーシューの味が広がり、それをしっかりと味わってから麺をすすった。 「…

手相からの物語 人差し指と中指間まで伸びる感情線を持つ

感情線の先端が人差し指と中指に入りこむ人は潔癖症で、正義感が強く曲がったことが大嫌い。不正が許せないし異性関係でも浮気や不倫は絶対許せません。 人の好き嫌いもはっきりしています。好きな相手には徹底的に尽くし仲良くしますが、嫌いになると口もき…

幸福度を上げる神様 倦怠期

西地区神様VS東地区神様 西地区の神様は天空タワーのベンチに腰掛けて、眼前に広がる景色を眺めていた。 先日、夫婦仲が冷めて幸福度が下がっていた中年男を助けたことで、本部からお褒めの言葉を期待していたが、もらった言葉は厳しいものだった。 「幸福度…

小説を読もう「プラチナデータ 東野圭吾」の言葉表現

小説が好きで、表現をの仕方まとめただけの資料です。 プラチナデータ (幻冬舎文庫) 東野 圭吾 (著) プラチナデータ プラチナ・エディション ブルーレイ 【初回限定版】 【ブルーレイ】 すると彼女は再び笑った。丸い頬の上で、目が細くなった。ゆっくり…

バラ色の人生をあなたに

プロローグ 私は山崎幸子といいます。ごくごく平凡な28歳、OLで独身。不自由なこと特に無し、それなりに幸せな毎日を過ごしていますが……。しかし……、 周りの誰かが幸せになる、と聞くと急に自分が恵まれていないように思ってしまうことがある。 同僚が出世す…

手相からの物語 生命線が張り出した男の話

上の手相の絵は生命線の張り出しが大きくて、線自体も強いものです。運命線も比較的強い線です。この手相の持ち主がどんなタイプなのか。生命線の張り出して線が強い人は体力自慢でバイタリティがあります。 仕事も遊びもバリバリとこなし、酒も性欲も強いで…