放擲(ほうてき)とは?
小説を読んでいて、知らない言葉に出くわすと、ついつい調べたくなります。
以前は、調べるのが面倒くさく、何となく意味がわかれば良いと思っていたのですが、最近は調べてしまいます。
今回は森沢明夫さんの水曜日の手紙に出てきた放擲(ほうてき)です。
「転職なんて、しないくせに」
「……」
「お父さん、いまの職場がすごく気に入ってるって、何度も言ってたよね?」
たしかに、以前、そんなことを言った覚えはある。
「まあ、それは、そうだけど」
だからといって、私は里穂の父親としての仕事を放擲(ほうてき)しようなどとは思わない。理屈ではなく、それが父親ってものだと思う。
多分、放棄に似た意味だと思ったのですが、とりあえず調べてみました。