小説に出てくる難しい言葉
読書をしていると、意味を知らない難しい言葉に出くわすことがあります。その意味を正確に理解してなくても、なんとなくストーリーの流れから理解して、そのまま読み進めてしまいがちです。しかし、調べてみるのも読書をしながら新たな知識が入りプラスになります。
読書は、いろいろプラスにしてくれます。
私は出来るだけ調べるようにしています。今はネットで簡単に教えてもらえるので有難いです。感謝!
小杉健治 保身より
前科のある梅川が主人公の刑事宮下に県警の駐車場に呼び出された時に放った言葉。「あんまり来たくない場所ですね」
梅川が真っ先に言った。
「悪いことしていなければ怖いことはない」
「何をしてなくても、不気味ですよ。この建物の中には魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうじゃうじゃといるんじゃないですか」
県警の建物に目を向け、梅川がにやつきながら言う。
意味
人に害を与える化け物の総称。また私欲のために悪だくみをする者のたとえ。「魑魅」は山林の気から生じる山の化け物。
「魍魎」は山川の気から生じる水の化け物。
三省堂 新明解四字熟語辞典より
魑魅魍魎(ちみもうりょう)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書