森沢明夫さんの
小説を読んでいると、普段聞きなれない言葉にぶち当たります。特に森沢明夫さんの作品には多いです。
「たまちゃんのおつかい便」より
そのまま読み進めても何となく理解はできるのですが、立ち止まって調べてみると、その小説の深さを感じることができます。先を読みたい気持ちを少しだけおさえて、読書を一旦中断して、その言葉の意味を調べてみるのも読書の楽しさです。
今回は風光明媚《ふうこうめいび》です。
本文
わたしの家族は、そんな運のいいお店の二階と三階でくらしているのだけれど、各階の窓からは風光明媚《ふうこうめいび》な青羽湾がバーンと見渡せて、じつに気分がいい。
意味は
漢字から想像はできたのですが自然のながめが清らかで美しい・こと(さま)。